事業のご紹介 JIAサポート
公正な建築事業推進を求める 各種団体・法人のみなさまへ
JIA九州支部が建築プロジェクトをサポートします。
『土地が見つかったけれど、どんな建物が建つの?』
『希望の建築はいくらくらいかかるの?』
『設計者をどうやって選べばいいの?』
建築事業を推進するにあたり分からないことは
沢山ありますよね。
しかし、まず最初に相談するのは、
『設計事務所?』『施工業者?』
『誰に相談すれば良いのでしょうか?』
そんなときはJIAサポートにお任せください。
公正・中立な立場で建築事業の伴走をいたします。
(公社)日本建築家協会九州支部
建設事業のスタートから完成まで施主に寄り添い、
様々な疑問や悩みに対し、的確なアドバイスを行います。
また、妥当な金額の算出、最適な設計者・施工業者の選定など、常に公平な立場で依頼者をサポートし、
良質な建築の創出を目指します。
JIAサポート 事例 プロポーザルから竣工までの軌跡
福岡県弁護士会が福岡市の赤坂から六本松九大跡地に会館を移転するにあたり、日本建築家協会九州支部(以下JIA)がコンサルタントとして、協力させていただきました。公正・中立な立場で、土地の取得から新会館竣工に至るまで事業主が安心して事業推進できるようサポートしてまいりました。
■弁護士会館におけるJIAサポートの主な役割
①土地取得の助言・・・・・・土地取得に際し、法規確認など助言いたしました。
②基本構想の策定・・・・・・敷地の条件、施主の要望からラフな設計を行いました。
③法規等条件整理・・・・・・計画における関係法規等を整理し、報告しました。
④建築予算の策定・・・・・・基本構想に基づく大まかな予算を策定しました。
⑤補助金等の助言・・・・・・様々な補助金の精度を検討しサポートを行いました。
⑥設計者選定プロポーザル・・設計者を広く募集し、弁護士会とともに構成に選定を行いました。
⑦基本・実施設計承認・・・・設計者の基本設計を確認し、弁護士会と設計者の齟齬がないことを確認。
⑧施工業者選定・・・・・・・公正に施工業者を選定するための協力。
⑨施工チェック・・・・・・・現場における変更対応への助言。
⑩竣工後のケア・・・・・・・竣工後も長く相談に対応できます。
■プロジェクト完成までの流れ
日本建築家協会九州支部との関わり
2005年(平成17年)のアドバイザー契約締結の直前、
福岡市は市内に所在する九州大学教養部跡地利用に関する街づくり再開発のマスタープランの検討を始めていたが、同地には裁判所の移転構想も含まれた。実現すれば裁判所敷地内に旧会館を有する当会も退去を余儀なくされるので、同地への移転を構想することとなった。
しかし、当会には最新の建築に関する必要且つ具体的な知見はなく、担当する当本部での議論も停滞する。しかもこの地にエントリーする可能性がある以上、頻繁に開催される街づくり検討会への出席と発言も必要となり補助者が必要がある。
また、すべて会員の負担金で賄うことから様々な厳しい意見がある当会会員へは総会、協議会などで十分な説明をする必要があり、万全を期すため同席いただく必要がある。
これらの難題を克服するためには、専門家の助言と行動なくしては対応不可能であった。
設計監理者および建設業者選定委員会への参加を含め、
産みの苦しみから完成の喜びまで、
14年の長きに亘りご一緒頂いた戦友とも言える
日本建築家協会九州支部の先生方に感謝するばかりである。
福岡県弁護士会新会館取得推進本部本部長代行
古賀 和孝(元会長)
■ 設計者コメント
この度九州に拠点を置く設計事務所30社で行われた設計プロポーザルにおいて弊社に選定いただき、無事弁護士会に引き渡すことができました。今回は、プロポーザルの前段階でしっかり予算やスケジュールが検討されていて、我々が設計に専念できる環境が整っていたため、設計・施工を通じて、スムーズでトラブルのない事業を実現することができました。今後も、JIAサポートを通じて多くの事業で公正な設計プロポーザルが行われ、施主や地域の要望が反映された質の高い建築ができていくことを願っています。
古森弘一建築設計事務所 古森 弘一